皆さん、こんにちは!
前回のCG/VFX海外就職の流れと方法 – Part1(スキル&英語編)に続いて、今回はハリウッド映画スタジオの仕事に応募する際に大切なことや、ビザについて抑えるべきポイントを解説していきます。
仕事の応募って意外と面倒くさそうに見えますが、準備さえすれば実は意外と簡単だったりします。
それでは、早速見ていきましょう!
仕事応募① 応募先をしっかり探して絞っていこう
行き先は大切!
実際に仕事を探すときに何をベースにするのか、ゲームなのか、映画なのか、ドラマなのか、なるべく広範囲で行くのか、などいろいろなことが考えられると思います。履歴書の書き方や検索方法、そして、人にアドバイスをもらう時など、どの方向を目指していくのかによって様々な要素が変わってきます。
また、膨大にある仕事の中から、自分のスキルと合わせた箇所を見つけておくことが大切です。CGのスタジオは数ヶ月後の人材を探していることもあり、数ヶ月後にもう一度連絡して来て!などタイミングも大切なので、自分がウォッチするところはある程度絞っておく必要があります。
さらに、膨大にあるスタジオの情報を頻繁に整理、アップデートしておくことも重要なので、自分のアプローチしたいスタジオなどは普段から良く探しておくと良いです。Linkedinなどにある情報なども頻繁にチェックしておくと良いでしょう。
仕事応募② レジュメやデモリールをしっかりと用意しよう
時にはカバーレターが必要な時も・・・
デモリールに関しては、前回のPart1でもお話ししたので、準備はしているかと思いますが、同時に履歴書であるレジュメ(Resume)もしっかりと準備しておきましょう。北米のResumeは決まったフォームが無く自由なスタイルなので、こちらも自分で事前にしっかりと作っておく必要があります。
また、自己紹介なども含めてカバーレター(Cover Letter)が要求されることもありますので、こちらも事前にある程度準備しておくと良いでしょう。
弊社、Teamoveでは海外VFX/CG業界への就職サポートサービスを提供していますので、そちらもぜひご覧ください。
仕事応募③ 実際の応募方法
実際に応募してみよう!
さて、全てが揃ったところで、実際に仕事に応募するステップに進みましょう。海外やハリウッドのVFX/CGスタジオの応募はいたって簡単で、会社が提供しているフォームを埋めるだけになります。応募したい仕事がスタジオのウェブサイトで見つかれば、そのまま応募フォームを埋めるだけです。ちなみに1分以内で埋められる会社もあるくらいです!
それもそのはずで、履歴書のResumeは添付すれば終わりですし、デモリールに関しては動画サイトのリンクを張り付けるだけ、あとは名前、住所、メールアドレスを書けば終わりです。スタジオによっては過去の経歴をイチから打ち込むような時間がかかるところもありますが、普通はだいたいすぐに終わります。
応募が完了すれば、連絡を待つのみになります。
ビザ編① ビザの種類や仕組みをよく調べよう
海外に行くにはビザは必須
海外で生活する、海外で勉強する、海外で働くためには必須となるビザ。もちろんパスポートも必要ですが、入国にはビザを取得する必要があります。ただ、旅行で海外に行くだけなら観光ビザなどは、入国時にもらうことができますが、その国で勉強するための学生ビザや働くための就労ビザなどは、事前に申請しておく必要などがあります。
これは国によってもビザのシステムは少し違うのですが、基本的なことはネットなどで事前に調べておきましょう。
その国はどのようなビザがあるのか?観光ビザはどのぐらい滞在できるのか?例えば。ヨーロッパなどはEU圏内なら一度入国すればどこでも移動可能など。さっと調べておきましょう♪
ビザ編② 基本はワーホリを使うべし
ワーホリは絶対に使おう!
海外を目指している人や留学に興味がある人なら一度は聞いたことがあるかもしれない、「ワーホリ」と言う言葉。
正式には、ワーキングホリデーという制度。様々な国で採用されているプログラムで、30歳以下の人なら使える1年のビザになります。これは1年間、その国で就学や就労ができるビザになっていて、カナダ、オーストラリア、イギリスなどで使える制度になっています(その他、ワーホリ制度を実施している国はたくさんあります)。海外で働くには就労ビザが必要ですが、会社からいきなりビザを下ろしてもらうのは少しハードルが高いため、仕事のスタートの時にはまずはこのワーホリを使って就労するのが一般的になります。
ワーホリは海外VFX/XG就職へ向けて、非常に大切なビザになるので、間違っても語学学校に行くために使うとか、アルバイトで使うとかで、無駄にしないでほしい!
ワーホリに関しては、こちらの記事に詳しく書いていますので、ぜひこちらもご覧ください。
留学生活を無駄にしたくないあなたに贈る!VFX/CG留学の前にやっておくと良い3つのこと
ビザ編③ 就労ビザは基本的に会社が全てやってくれる
就労ビザは面倒くさそう!大丈夫、会社が全てやってくれます。
さて、実際に就職する段階で、ワーホリ以外だと就労ビザがありますが、これに関しては基礎レベルの知識があれば十分です。就労ビザは会社が申請するものであり、オファーを受け取った段階で会社が申請してくれるので、ここに関しては基本を知っているだけで、あとは会社がやってくれます。
ただし、就労ビザの申請のためにパスポートのコピーや諸々の情報は会社に渡す必要があるので、事前準備の書類(基本はそこまで多くない)は準備しておくと良いでしょう。
さて、いかがでしたでしょうか。
ここまでが、VFX/CG海外就職へ向けて、仕事の応募やビザなどで、必要なステップや知っておくべきポイントになります。
前回のPart1のスキル&英語編に続き、今回は、仕事の応募とビザ編をご紹介しました。
弊社Teamoveでは、CG/VFX留学のご相談や海外への転職キャリア相談など、常時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
次回は、Part3として面接と現地生活編を解説をしていきますので、こちらも楽しみにお待ちください♪