【海外CGアーティストが厳選】CGアーティストを目指すあなたに贈る!レベル別のおすすめ本17選

日々CGを勉強されている皆様、そして、これからCGアーティストを目指そうとしている皆様、こんにちは!

今回は、CGアーティストを目指すあなたに、海外で活躍するCGアーティストが厳選したおすすめの本を、レベル別(初心者向け、中級者向け、番外編)でご紹介していきます。

特に、CG初心者のときには、

「いったい何から始めれば良いのか?」
「何を読めばいいのか?」
「自分のレベルに合った本ってどれだろう?」

など、わからないことだらけで、どこからスタートして良いんだろう?と迷ってしまう人も多いのではないでしょうか?

そういった初心者にはもちろんですが、ある程度のレベルに達した中級者に向けても役に立つ、おすすめの本をこれから紹介していきます。

CGと言えば、やはりMaya!

そして、Photoshopなど、CGの各ジャンルで、この本があれば完璧だ!

というものを一挙にご紹介♪

まずは、基礎的教科書!初心者はコレから!

初心者向け(おすすめ5選)

Mayaベーシックス 3DCG基礎力育成ブック
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こちらはMayaの超初心者向けの、基礎的な操作方法や、やり方などが分かり易くずらっと乗っています。下記に紹介している中級者向けの本などと一緒に持って置ければ
困った時にさらっと見れるので、とても便利です。初心者の方に向けて操作方法などの基礎的なやり方を覚えれらます。
またモデリング以外にもCGの基礎で必要な所が幅広く多くカバーされている所も魅力の一つです。
Mayaを始める人は、本の購入を迷ってる場合は、まずはこれを買うと良いです!

作って覚える Mayaモデリングの一番わかりやすい本
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上記の本よりも実際にモデリングを作って行く少し実践的な本になります。ただこちらは説明がかなり分かり易く、実際にキャラクターを超初心者の方でも簡単に作って行けるので、こちらも非常におススメの本になります。
モデリングはCGの基礎で初心者の方には勉強になるので、まずはこちらをやって見ても良いかも知れません。モデラーとして最初のステップとしてとても良い本になっております。

Mayaベーシックス アニメーション&セットアップ基礎力育成ブック
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Mayaベーシック 3DCG基礎力育成ブックのシリーズになりますが、前作ではカバーされていない、アニメーションやリギングに焦点が当たっています。
アニメーターを目指さない人は、特に必要は無いかと思いますが、アニメーターやリガーなどを目指す方は最初のスタートのステップとして良い本なのかと思います。基礎からじっくりと紹介されており、前作に引き続いて分かり易い内容になっています。

Photoshop しっかり入門 増補改訂 第2版
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SSPが出たとはいえ、まだまだ使えるPhotoshopの入門書になります。CGアーティストはそこまでPhotoshopの機能を使う訳では無いですが、入門書してはこちらが理解しやすいです。
ただ分かり易い分ちょっと内容が薄いので、ネットなどで簡単に学んだ後に下記の本を買うなども良いかと思います。

Photoshop 10年使える逆引き手帖【CC完全対応】
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完全初心者に向ける訳では無いですが、初心者~中級者には圧倒的におススメの1冊になります。9万部を突破している圧倒的本、これから学ぶ人、既に使っていてレベルアップしたい人におススメの本になります。
何をしたいのか?こんな時はこう!など逆引きで操作方法を出せる事など、とても役に立つ本になります。

以上が、主に「Mayaを始めて触る方やCG初心者」に向けてのおすすめの本5選になります。

続いて、Mayaの操作に慣れてきたら、さらにレベルアップし、プロフェッショナルを目指すために、中級編に進んでみましょう。ここからは自分の専門や、あなたがやりたいことにさらにフォーカスしていきます。

中級者向け(おすすめ11選)

Autodesk Mayaキャラクターモデリング造形力矯正バイブル -へたくそスパイラルからの脱出! !
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Mayaでキャラクターを作りたい方に向けてのおススメの本になります。
キャラクターが思い通りに作れない!などソフトの使い方だけでは無く、どうやってバランスの良い、美しいキャラクターを作るかなどにフォーカスされており、操作方法だけでは無く、Mayaでキャラクターモデルを作りたい方に向けて是非お勧めの本になります。

しっかり身に付く ZBrushの一番わかりやすい本
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こちらはZbrushの初心者~中級者向けの本になりますが、しっかりと基礎から応用でキャラクター作る事がカバーされており、中級車までの内容と必要なかなりの知識をカバーする事が出来ます。
また本書で実際にキャラクターを作って行くので、製作の順番も理解がしやすい所がポイントです。難点としては、完全初心者がスタートするには少し分かりにくい物になっていますので、脱初心者~中級者向けの方が最適かと思います。

Maya実践ハードサーフェスモデリング:プロップと背景から学ぶワークフロー
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こちらは背景モデルやプロップモデルを目指す方におススメの本になります。
背景モデリングに関してはもちろん、UV展開から、テクスチャの作り方やルックデヴ(質感設定)などについても書かれており、中級レベルからモデリングのスキルを伸ばした方におススメの本になります。

Maya キャラクターアニメーション 改訂版
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数少ないアニメーションの本ですが、プロのアニメーターが執筆したMayaのガイドになります。
アニメーションは他のCGに比べて操作が限られてきますが、裏技的な手法や重要なテクニックなどをステップバイステップのチュートリアル方式で学ぶ事が出来ます。
プロとしての必要な用語や動作などの必要な事も学ぶ事も出来ます。アニメーター中級者におススメの本になります。

増補 アニメーターズサバイバルキット
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アニメーターに必要な一冊と言えばこれになるかと思います。アニメーションは他のCGに比べると、操作方法などそこまで覚える事は少ないかと思いますが、しかし表現の部分や演技の部分など学ぶ事がかなりあるかと思います。
プロのアニメーターなら既に読んでいる方も多い本かとも思います。アニメーションの重要な事を学ぶ事が出来る、アニメーターにとってのバイブル的存在ともいえるかと思います。

Mayaリギング 改訂版
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こちらアニメーションのためのセッティング、リギングについての本になります。
アニメーションをするにはなくてはならないリギングについて詳しく書かれています。アニメーターを目指す方には必見の本であると言えます。

CGライティングの最強の教科書
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ライティングとしては珍しいになりますが、こちらもライティングアーティストを目指す方におススメの本になります。
ライティングとはどのような物か?歴史から手法からしっかりと解説されています。
ソフトはMayaが使われているので、ライティングアーティストの入門書しておススメの本になります。

Houdini ビジュアルエフェクトの教科書
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エフェクトと言えばもはやHoudiniかと思いますが、こちらはそのHoudiniの基本書になるかと思います。
Houdiniの初歩的な使い方からはもちろんですが、エフェクトにフォーカスした内容になっており、内容も順を追って豊富に説明されており、これからHoudiniでエフェクトを始めたい方におススメの本になります。

マットペインティング ハンドブック
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マットペイントに関しても本がかなり少ないですが、こちらはマットペインティングの事を歴史から、作成方法と必要な事を教えてくれる本になります。
操作もMayaとPhotoshopとVFX制作に必要な事が含まれていて、しかも内容が充実してしっかりしているので、これからマットペインターを目指す方に是非お勧めの本になります。

Digital Painting Techniques 日本語版 – デジタルペインティングテクニック
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少し古いですが、デジタルアーティスト必見のアート・テクニック集です。 コンセプトアーティスト、マットペインター、デジタルペインターに役立つヒント、裏技、テクニックを発見できるはず!
スピードペインティング(早描き)、カスタムブラシの作成、マットペインティング、といったプロフェッショナルデジタルペインティングテクニックの詳細も学べます。
アーティスト自身が説明する、手法とテクニックを1つ1つ手順を追って見ていきます。美しいペイティングをするには、もってこいの品物です。デジタルペイントを行う人におススメです。

NUKE 101 -コンポジット & ビジュアルエフェクト -DVD付き-
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こちらもCGの他のジャンルでは本が少ないNuke、コンポジティングになりますが、とても人気のあるNuke本で基本機能を使いこなすためのコンプリートガイドとなります。
説明も分かり易く、手順を追った説明や基礎とテクニックの応用や、カラーコレクト、ロトペイント、トラッキングなども学ぶ事が出来ます。
ハリウッドや世界中で最も使われているコンポジティングソフトNukeになりますが、Nukeの学習本を探しているなら間違いなくこれを読むことをお勧めします。

ここまで、「中級者向けのおすすめ本11選」をご紹介してきました。さらにレベルアップするための参考にしていただければ幸いです!

最後に、番外編として、海外のVFX/CG業界で将来働きたい!就職したい!と考えているあなたにおすすめするVFX業界就職の手引をご紹介させていただきます。

番外編(海外VFX/CG業界就職へ向けて)

ハリウッドVFX業界就職の手引き
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こちらハリウッドの最前線で20年上に渡り、CGワールドの海外で働くシリーズのインタビュー連載や様々なメディアで
映像ジャーナリストとして活躍されている鍋潤太郎さんが執筆された、海外VFX/CGデビューを目指す人のバイブルになります。
仕事の見つけ方などから海外就職に置いて必要な事が全て詳しく書かれています。
Teamoveの活動にもご協力いただいており、本誌にても紹介されております。

以上、海外アーティストが選ぶ!レベル別おすすめ本17選のご紹介でした。ぜひ皆様のレベルに応じて、気になった本を手にとって、さらにレベルアップしてください ^o^

私達、TEAMOVEでは、海外での実務経験者が、将来海外のVFX/CG業界で活躍したい人を、留学・就職の面で支援させていただいております。将来、海外への留学・就職を検討されている方は、まずはお気軽にお問い合わせフォームからご連絡ください。

皆様の素敵なCGライフを応援しております!