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海外のWeb業界で働きたい!Web業界の職種ってどんなのがあるの?

web design office

Photo by Jeffrey Zeldman

これからWebを勉強して、海外で活躍したい!と思っているあなたに、海外のWeb業界ってどんな職種があるの?ということで、簡単に職種の紹介をしてみたいと思います。自分がどの職種で活躍したいのかを簡単にイメージできるように、各職種の概要を紹介してみたいと思います。

自分はどの分野をメインで勉強していきたいか、将来どの職種で活躍したいのか、方向性を決めるときのヒントになれば幸いです。それでは早速ご覧ください!

Web Designer

この職種は今さら説明する必要はないと思いますが、Web Designerという名前のとおり、ウェブサイトのデザインをメインで担当する人ですね。ウェブサイト全体の見栄えや構成を考えながら、レイアウト、カラー、タイポグラフィを含め、個々のデザインを作成していきます。

また、Designerだからコーディングの知識は、必要ないと思われがちですが、Web Designerの人もHTMLやCSSの知識はあったほうが重宝されます。さらに小さな会社では、パンフレットや名刺などの作成をまかされることもあるので、Printデザインの知識もあるとばっちりですね。

Webデザイナーは人気のある職種ですが、デザイナーとして活躍するためには、純粋なデザイン分野で1本で勝負していくのか、デザインのクオリティはもちろん、プラスα(コーティングやプリントデザインの知識)を兼ね備えたデザイナーとして勝負していくのか、そこがポイントになるでしょう。

 

Front End Developer

この職種は、HTML、CSS、Javascriptがメインのフロントエンド部分の開発に携わる職種です。先に挙げた、HTML/CSS/JavascriptやjQueryは必須であり、各種API(HTML5やソーシャルメディア関連)や多少のバックエンド部分の知識もあったほうが、重宝されます。

筆者の意見では、最近のWeb業界ではこの職種の人の位置づけが大変重要になってきています。というのも、どうすればこのデザインや動きを実際のウェブサイトに反映できるのか、どういった技術を使えば、お客さんの要件を満たせるのか、という点を技術的な観点やコスト、期間などを考慮しながら、判断していく役割を担っています。

動きのあるサイトを自分の手で作り上げたい人や新しいWebサービスAPIを使って、何か面白いもの作ってみたい人にはオススメの職種になるでしょう。

 

UX/UI Desinger

UX(User eXperience)/UI(User Interface)デザイナーとは、ユーザーの行動、感情、体験とユーザーにとって使いやすい画面やデザインとは何かといった視点で、デザインのコンセプトから実際の構築まで、プロダクトマネージャやエンジニアとも一緒に協力しながら、最終的なウェブサイトであったり、アプリであったり、製品等を仕上げていく役割を担っています。

ただ美しいデザインを作り上げるだけでなく、それを実際にユーザーが使ったときの使いやすさや感情の変化など、人とデザインの橋渡しを考えるのが好きだって言う人にオススメの職種ですね。

 

Art Director

こちらは、デザイナー集団を取りまとめる管理者の役割です。クライアントとの折衝や各デザイナーがスケジュールどおり進んでいるかのプロセス管理などを行います。クライアントとの定例ミーティングでの進捗アップデートや、自分のチームが仕上げたデザインが要件をきちんと満たしているか、デザインの質は問題ないか、自分自身の幅広い経験をもとに判断していきます。

デザイナー集団をまとめて、ゴールを目指す統率力、高いデザイン技術、デザイン業界での幅広い経験が必要になりますので、未経験の方が最初からのこの職種を得るのは難しいでしょう。デザイナーとしての経験を積んでから、最終的にこちらの職種を目指すというのがセオリーでしょう。

 

Web Developer

デザイナーさんが作った美しいデザインを実際に使えるウェブサイトにするのが、Web Developerの役割です。ご存知の通り、デザインだけあっても、ウェブサイトは完成しません。そこには必ず、コーディングを担当してくれるWeb Developerさんが必要なのです。今は、コーティングの知識がなくても、ウェブサイトを作れるサイトがどんどん出てきていますが、自分たちが思うようにカスタマイズしたい場合は、どうしてもWeb Developerさんの力が必要になってきます。

ばりばり開発したい!自分でプログラム作りたい!っていう人は、こちらの職種が最適ですね。ちなみに上で紹介したFront End Developerとの違いでいうと、こちらは、バックエンドをメインで担当することが多いのですが、これまた小さな会社だと、フロントエンドもバックエンドも両方任される何でも屋開発者になることも多々あります。そして、最近では、CMS(Content Management System)の代表格であるWordpressのDeveloperも需要が多いので、こちらのスペシャリストとして食べていく道もあります。

多く使われているプログラミング言語としては、PHP、Ruby、Python、Perl等がありますが、筆者の意見としては、まず1つの言語をしっかりとマスターすることが大事で、中途半端にいくつもの言語に手を出すのはオススメしません。自分でプログラムして、何か面白いもの作りたい!って人にはオススメの職種ですね。

 

Web Content Strategist

こちらはデザインとも開発ともまた違った職種です。ウェブサイトで最も大事な要素とは?そうです、コンテンツそのものです。コンテンツがなければ、デザインがいかに素晴らしくても、裏ですごいプログラムが動いていても、ウェブサイトの存在意義がなくなってしまいます。

役割としては、ウェブサイトの目的にあったコンテンツを考え、コピーライティングはどうすか、自分のウェブサイトのお客さんに適したコンテンツは何か、ビジネスのゴールに結びつくコンテンツは何か、どこにそれを配置すれば効果的か、このような視点でコンテンツを生み出していくのがContent Strategistの役割になります。

ちなみにこちらの職種は、日本語での仕事であれば大丈夫ですが、英語のサイトや海外の人向けのサイトですと、英語が苦手な日本人には厳しい職種になります。どうしてもハイレベルな英語そのものの能力が必要になってくるからです。それでもこちらの職種はビジネス戦略上、大変重要なポジションですので、どの会社に行っても、重宝される経験になることは間違いないでしょう。

 

Information Technician

テクニシャンと書いてあるので、Webとはあまり関係ない職種と思われがちですが、ウェブサイトが動く基盤、インフラを支えているのが、こちらの職種になります。小さな会社ですと、自分のところで、サーバーやネットワーク、データベースの管理などをやっているところは少ないでしょう。こういったリソースの管理などをメインで行っている縁の下の力持ちが、Information Technicianと呼ばれる職種になります。

日々、サーバー、ネットワーク、データベースなどのリソースがちゃんと足りているか、それぞれ異常なく、動いているかなどの基本的な監視、トラブルシューティングの対応、機器やソフトウェアのアップデートなどを行います。

この作業とは別に、筆者の個人的な意見としては、今後はセキュリティのスペシャリストの重要性がもっと増してくると思います。大きな会社や一気に有名になった会社はもちろん、お客さんの大事なデータを扱っているシステムでしたら、セキュリティに関する専門知識と実践経験がある人が重宝されるでしょう。というか、必須でしょう。悪意のある攻撃を受けた場合に、原因の究明と応急処置から恒久処置まで、迅速に対応できる技術者はこれからも引っ張りだこになるでしょう。

 

Product Manager

こちらは、プロダクト、プロジェクトの全体統括を担います。先ほど説明したArt Directorは、デザインチームの統括ですが、こちらはプロダクト全体の統括です。クライアントと自分のチームをうまくまとめ、スケジュール通りに、Webサイトやアプリの完成まで、もっていくのがこの職種です。クライアントとの折衝、要件の把握、解決策の提供、トラブル対応等、多くの仕事を同時にこなしていく能力、そして数々のプロジェクトの経験が必要です。

Art Directorと同様に、未経験からいきなりこのポジションに着くことはないでしょう。チーム全体を率いるリーダーとして、プロジェクトを成功に導きたい!という大きな視点を持っている人は、将来、こちらの職種に挑戦してみるのも面白いでしょう。

 

Customer Service Representative

Webサービスやプロダクトを提供している企業には必ず、カスタマーサービスを担う人たちがいます。お客さんからの質問やトラブルに対して、解決策を提供する役割です。電話やメールでの対応が主になりますが、最近ではリアルタイムチャットでの対応も増えています。

お客さんというのは、すぐに対応してくれることを望んでいますし、お客さんからのフィードバックは、サービスの改善や時には新しいサービスの開発にもつながるため、会社の中でも大変重要なポジションになります。自社のサービスやプロダクトを理解することはもちろん、お客さんの対応に真摯に向き合う姿勢をもてる人が、適任でしょう。

 

SEO Specialist

SEO(Search Engine Optimization)スペシャリスト、その名の通り、SEOのスペシャリストです。SEOは皆さんご存知だと思いますが、超初心者のために、簡単に説明すると、Googleなどの検索エンジンで、検索したときに、自分のサイトがなるべく最初のページに表示されるような方法を考えて、実行すること、これがSEOの目的になります。

皆さんも自分がGoogleやYahoo!などで検索したときのことを思い出して欲しいのですが、検索をして最初に表示されたページは良くみるけど(特に上に表示されたもの)、5ページ目以降とかはほとんど見ないでしょう。つまり、最初のページに表示されたほうが、みんながクリックして見てくれる確率も大きいのです。じゃ、最初のページに表示させるにはどうしたらいいんでしょう?この質問への解決策を示してくれるのが、SEO Specialistなんです。

SEOの世界では、どんな方法が実際に効果があるのか、どんなことを実行すると罰せられるのかを含め、最新の情報が定期的に変わります。ですので、何が今重要なのか!ってところを常に勉強して、それを実験して、成果があがる方法をお客さんに提供するということが大切になってきます。

 

Social Media Specialist

ソーシャルメディアと言えば、Facebook、Twitter、Google+、LinkedIn、Pinterest、Instagramなどなどあげていけばきりがないですが、今時の若い人なら、もうお手のものでしょう。そういったソーシャルメディアを普段から使いこなしている人にはもってこいの職種じゃないでしょうか。(といってもずっとソーシャルメディアで遊ぶのが仕事じゃないですからね)

企業ではこういったソーシャルメディアをどう使ってマーケティングを行うか。自分たちのユーザーには、どのソーシャルメディアが響くのか、ソーシャルメディアと連携して何か新しいサービスを提供できないか、このような視点を持ちながら、めまぐるしく変わるソーシャルメディアをビジネスに効果的に活用していく手助けをするのがこの職種の醍醐味です。

北米発のソーシャルメディアが多いので、日本にいるよりは、海外、特に北米で勉強したり、働いたりすると、いち早く情報がつかめるでしょう。その情報を使って何をするかはあなた次第です!

 

Growth Hacker

この職種は、おまけで入れましたが、筆者個人としては一番注目の職種です。今は北米を中心にこの職種の重要性が高まっていますが、いずれというか、もう一部の人の間では日本でもかなり出回っている言葉になってきているでしょう。

では、このGrowth Hackerってどんなことをする職種なの?っていうことですが、ハッカーと記載があるのでバリバリとプログラミングをする天才みたいな印象かもしれませんが、それとはちょっと違います。企業のプロダクトやサービスがどうすれば成長(Growth)できるのかという点にフォーカスして、その成長のために必要な解決策を提供すること。これに集中する職種です。最終的には、企業の成長につながる解決策を提供するわけですが、そのためには、想像力とロジカルな分析力をベースとしたマーケティング、エンジニアリングの知識、経験が必要になってきます。

特にスタートアップの企業で活躍されている方が多いですね。こちらの職種はなかなかイメージしづらいと思いますので、Growth Hackerに絞った記事を別で企画して、そこでわかりやすく紹介したいと思っています。

 

いかがでしたでしょうか?

これから海外でWebを勉強してみたい!海外のWeb業界で働いてみたい!という方に職種別の説明をしてみましたが、自分はどの分野で活躍してみたいか、どの分野に興味や適性があるか、そのヒントとして読んでいただけたら幸いです。

 

もうちょっと突っ込んだ内容を聞きたいんですけど、という人もいらっしゃると思いますが、今回は、Web業界にこれから入りたい、勉強したいという方を対象に記載させていただきました。
もし、もっと詳しいことを聞きたいという方がいらっしゃいましたら、遠慮なくお問い合わせいただければと思います。

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