みなさん明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて新年明けのニュースとしましては、ネタ的には少し遅れていますが
去年から話題の映画「The Interview」について一連の騒動。そしてバンクーバーでの多数の撮影地についてお話したいと思います。
まずは「The Interview」の簡単な説明から。日本語では「ザ・インタビュー」や「ジ・インタビュー」と呼ばれたりしています。
製作会社はPoint Grey Pictures、そして配給はソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントです。
映画の内容としては、基本的には北朝鮮を舞台としたコメディ映画。
アメリカの有名トーク番組の司会者が北朝鮮の金 正恩氏へのインタビューを許された事をキッカケにCIAに雇われて彼の暗殺を試みる。
という1行であらわすとこんな感じの映画です。
私も公開前から予告編を何度か見ていましたが「これはぁ~。。。良いのかな。。。でも見てみたい」という感想でした。
ここからは一連の騒動をざっと説明します。
映画の予告編がネットや劇場で公開され、ネットなどで非常に話題となりました。
私も友人たちと、あれをクリスマスに観よう!と話していました。
映画の情報が北朝鮮に入り、金 正恩氏のコメディー映画の金 正恩氏を殺害する内容は、露骨なテロ行為であるといった内容で非難。←まぁ確かにそうですね。
平和の守護神(Guardian Of Peace GOP)と名乗るハッカー組織がソニーピクチャーズをハッキング
映画公開中止を警告し、公開すればサイバー攻撃を仕掛けると発表しました。
未公開の映画や、内部情報が膨大な量で流出。現地CGアーティストの個人名や年収などすべて流出されました。
大手映画劇場、そしてソニーピクチャーズも公開を無期限中止としました。個人的に残念ながらクリスマス映画とはなりませんでした。
アメリカのオバマ大統領がサイバー攻撃を北朝鮮関連組織だと断定した上でソニーの対応を非難。
もうこの時点では、大きな社会的なニュースとなっており、新聞やテレビでも大きなニュースとなっていました。
私の周りでもこの話題で少し話していました。戦争が起きないことを望みますが、少しばかりヒヤッとしてました。
映画が少しずれて劇場公開へ(一部の映画館のみでの公開)ネットは配信もスタート。
しかし大きな話題となった今、ネット配信でのダウンロード件数は、なんと4日間で、1500万ドル(約15億円)と最大の記録。。。
映画公開前に、本編の未公開映像であるヘリコプターに乗っている金 正恩氏らしき人物が殺害される27秒のシーンがネットに上がり問題になったり。
公開中止に成った途端に一部の劇場が「The Interview」の代わりに「Team America: World Police」を公開すると発表。
個人的には「Nice!」の一言でしたが(笑
「Team America: World Police」(日本名 チーム★アメリカ/ワールドポリス)とは様々な政界人やアメリカのテロ戦争などをマリオネット(人形劇)を使った風刺コメディ・パロディ映画です。
映画の中には金正日氏もいっぱい出てきます。歌を歌うシーンがあるんですが、僕はけっこう普通に好きです。
この映画とは関係ありませんが、最近アニメの「艦これ」に対しても北朝鮮のハッカーが文句を言っているようですね。。。
とまぁこんな所です。もうある程度一連の流れは終わったかのように思えますが、まだまだ少し目が離せない映画ニュースです。
さて、それでは次はバンクーバーの撮影地の紹介をしたいとおもいます。非常に撮影地も多く、私も驚いています。
image by Columbia Pictures
まずはこちら、平壌の銅像があるところですが、これは。。。バンクーバー裁判所です。
ダウンタウンのメインストリート、ロブソンスクエアからちょっと行った所にあります。
image by Columbia Pictures
これはそのロブソンスクエアの真裏にあるバンクーバー美術館です。舞台はニューヨークとして撮影されたみたいです。ちなみにこの美術館、他の映画にも出て来てるんですよ。
バンクーバーにいる人は普段は何気なく見ていますが、確かに良く観ると絵になります。
image by Columbia Pictures
予告編でも出てきた、スポーツカーや戦車がいっぱい置いてあるところは、バンクーバーのコンサート会場で撮影されました。
image by Maker Faire
これが本物。。。
image by Columbia Pictures
この北朝鮮のパーティー会場は。。。パンパシフィックホテルで撮影されました。コールハーバーに面するいちおう高級ホテルです。
シーグラフがあった会場の横にあるホテルです。
image by Pan Pacific Vancouver
本物もなかなか豪華です。
image by Columbia Pictures
さてさて、この主人公たちのこのニュースルームは。
image by Dialog Design
バンクーバーのCBChousou で実際に撮影されてます。もうこれはそのまんまですね。
image by Columbia Pictures
予告編にも一瞬出てきた、このニューヨーク設定の道路。。。あれ、あれってTDバンクじゃない?(笑
そう、ここってHoweStとWestGeorgiaなんです(笑
ちなみにタクシーは直ぐにロブソンにぶち当たります。この横が美術館とロブソンスクエアなんです。
というか左端にカナダの国旗が見えますね(笑
image by Columbia Pictures
中国設定のこの場所は、リッチモンドのナイトマーケットです。
一般人にもガッツリ目撃されてます。写真はツイッターに上がっていました。。。
image by Columbia Pictures
さてさてラストのこの戦いの場面。これも実はバンクーバーなんです。
バンクーバーからウィスラーに行く途中のハイウェイの横にある広場で撮影したものなんです。ウィスラーに行く時もちょっと見える
掘削上みたいなとこが、北朝鮮の核ミサイルの発射場だったとは?!(笑
さてさて、本当はもうちょっとあるんですが、代表的なものをご紹介いたしました。
最近は意外と撮影も多いバンクーバーで、意外と身の回りの映画も目を凝らしてみると、意外と映ってるかも?
映画もそうですが海外ドラマなどバンクーバーで撮影されたものも意外と多かったりします。
それでは、また次回!