みなさん、こんにちは。今日は意外とベタで簡単な話。
どうやってVFXアーティスト、CGアーティストになれるか!を書こうかと思います。
VFXとはCG、(Visual Effects, 視覚効果)のことを言います。
現在は、ほぼほとんど全ての映画にCGが使われています。
みなさんも知らない、意外な所にも使われていて、なんでもない空の風景や町の風景などもCGの合成であること。
なんてのもよくあります。
さてそんなCGですが、色々な映画に使われている分、CGを扱っている会社は多く、現地企業から大手企業、
有名所のILMインダストリアル・ライト&マジック(Industrial Light & Magic)などがあります。
ほとんどのアーティスト、こちらではCGをする人のことをだいたいCGアーティストと呼びます。
なぜだか呼び方はアーティストです。
海外では、意外と何でもない人の事をアーティストってたまに呼んでいる気がします。
だいたい主な成り方が専門学校などの学校にいくこと。
だいたいの専門学校が1年間です。学校によっては2年や4年という所もあります。
しかし短期間でCGがマスター出来るといえばそうではなくて、卒業後に就職出来るのはだいたい、卒業生の半分かそれ以下です。
この業界は初めての仕事を掴むのは難しいですが、一度仕事をしてしまえば、経験とコネクションでそのまま仕事をしていけます。と業界内では言われています。
これが一般的な道です。
CGと言っても色々なジャンル、工程があり、
- モデリング(実際に物を作る)
- テクスチャー(色を塗る)
- アニメーション(動きをつける)
- ライティング(光をあてる)
- エフェクト(爆発や水滴表現を担当)
- コンポジット(すべての絵をまとめて合成する)
など、他にも細かく分けると多数あります。
学校では全てを学ぶわけではなく、ある程度、卒業制作、自分のやりたい道に沿って勉強をします。
これは主に北米(アメリカ、カナダ)の話ですが、日本では、ジェネラリストと言って、全てを一人でやるやり方が主流です。
そのため日本の専門学校ではある程度多くのことを学びます。
それに対して海外では分業制がほとんどなので、学校もその制度を採用していて、学生の時代から分業制が始まってまっています。
一般的には学校に行って就職する道が多いですが。それ以外の道は意外とユニークであったり、色々ですが。
近い職業から移ってくる人も存在しています。
CG(コンピューターグラフィック)はなんと言ってもコンピューター。
プログラマーからCGアーティストになる人もいます。
職業の中にもプログラミングが重宝されるジャンルがあったりします。
モデリング、テクスチャーなどは、実際に物を作る仕事なので、ある一定の芸術的な感覚が必要になってきます。
デザイナーなどからなる人も居ますし。実際に現実で物を作るアーティストからCGアーティストになる人もいます。
ちなみに私はこのタイプでした。
私の以前同僚だった人は建築家からCGアーティストに転職しました。
彼は建築→エフェクトという意外なビックジャンプを果たしましたが。
などなど道は様々。
外資系の会社から移ってきた人もいますし
まったく関係ない仕事だけど、趣味でCGをやっていて、チャンスがあり転職したなんて人もいます。
意外と可能性の多い、北米CG業界。
あなたももしかしたら、北米CGアーティストになっちゃうかも?