皆様こんにちは!
ついにTerm3が終わりTerm4が始まりました。
やはり1年というのはとても短いものでここまであっという間だったなと感じています。
さて今回は、以下の内容をお届けしてまいります。
Term3の感想
様々なソフトウェアの使用
Term3では、一つのソフトウェアだけで作業を完結するのではなく、様々なソフトウェアを使って作品を作成することが求められました。これにより、異なるツールの特性や強みを活かして、より多彩で質の高い作品を生み出すことができました。
例えば、モデリングにはMayaを使い、テクスチャリングにはSubstance Painter、地形作成やエフェクト制作でHoudiniといった具合です。最初は慣れない操作に戸惑うこともありましたが、次第にスムーズに使いこなせるようになり、技術の幅が広がったことを実感しました。
Pythonのプログラミング授業
新たに追加されたPythonを使ったプログラミングの授業は、とても挑戦的でした。特に、プログラミング初心者にとっては、わずか3か月で必要な知識とスキルを身につけるのは大変でした。
しかし、クラスメートと助け合いながら学ぶことで、少しずつ理解が深まりました。Pythonを使うことで、作業の自動化や効率化が図れるようになり、これからの制作に大いに役立つスキルを身につけられたと感じています。
デモリールの重要性
最近、デモリールを作ったかどうかを聞かれることが増えました。Term3では、デモリールの制作に向けての座学など、自分のスキルや作品を就職に向けて効果的にアピールするための重要なツールであることを学びました。
デモリール作りを通じて、Term4でも引き続き制作していきますが自分の作品を整理し、魅力的に見せるための編集技術も学ぶことができました。デモリールを持つことで、就職活動やプロジェクト参加時に自信を持って自分を売り込むことができるようになると思います。
Term4で学ぶこと:作品を魅力的に見せるための技術
レンダリング技術の習得
Term4では、作品の質感や細部を際立たせるためのレンダリング技術を学びます。レンダリングとは、3Dモデルやアニメーションを最終的な画像や映像に変換するプロセスのことです。この過程では、光の反射や影の表現、素材の質感などが重要な要素となります。
高度なレンダリング技術を習得することで、作品のリアリズムや視覚的なインパクトを大幅に向上させることができます。
ライティング技術の習得
ライティングは、作品の雰囲気や感情を表現するために欠かせない要素です。Term4では、シーンに適したライティングの技術を学びます。光の方向や強さ、色などを調整することで、観る人の注意を引きつけたり、特定のムードを作り出したりすることができます。
例えば、ドラマチックなシーンでは強いコントラストを使用したり、柔らかな光で温かみのある雰囲気を演出したりする技術を学ぶ予定です。
シェーディングとマテリアルの応用
さらに、Term4ではシェーディングとマテリアルの技術も学びます。シェーディングは、オブジェクトの表面がどのように光を受けるかを決定するプロセスで、これによりリアリスティックな影やハイライトを作り出します。
マテリアルは、オブジェクトの質感や反射性を設定する要素で、例えば金属、木材、ガラスなどの異なる素材感をリアルに表現することができます。これらの技術を駆使することで、作品全体のクオリティが飛躍的に向上します。
自主製作を主体とした学習
また、既存のMayaやNukeの授業では、自主製作を主体とした時間になっていきます。これは、学生が自分のペースで作品を作り上げることができるということで、疑問があればその都度先生に質問する形式となっています。
これにより、自分の目指したいポジションを得るために自分の技術を磨きながら、必要なサポートを受けることができます。
番外編(Vanartsスプリング・ブレイク・長期休み編)
ついに訪れたロンドン
前々から行ってみたかったロンドンに行くことにしました。ロンドンは歴史とモダンが融合した都市で、芸術や文化の宝庫です。特に、モデリングやアートの勉強をしている私にとって、ロンドンは一度は訪れておきたい場所でした。
バンクーバーからのお得なフライト
日本往復よりもバンクーバー往復のほうが約4割ほど安いことが分かり、この機会を逃さずにロンドン行きを決めました。お得な航空券を見つけることで、旅行の計画がぐっと現実味を帯びてきました。
美術館巡りと街並みの探索
ロンドンには様々な美術館やモダンな街並みがあり、モデリングの参考になりそうなものがたくさんあります。まずは大英博物館やテート・モダンを訪れ、歴史的な遺物や現代アートを鑑賞しました。どの作品もインスピレーションに満ちていて、これからの制作に役立つアイデアがたくさん浮かびました。
また、街を歩きながら見た建築物や公園も非常に刺激的でした。特に、セント・ポール大聖堂やロンドン・アイなど、有名なランドマークは圧巻でした。
鉄道撮影が一番の思い出
美術館や博物館も素晴らしかったのですが、一番記憶に残っているのはロンドンの鉄道を撮ったことです。地下鉄や鉄道駅のデザイン、車両のディテールはとても興味深く、カメラを持って夢中になって撮影しました。これらの写真は、後でモデリングの参考資料としても役立つと思います。
いかがでしたでしょうか?
質問等ございましたら私のSNSのDMでも良いのでお気軽にご連絡ください‼