皆さんこんにちは、今や世界はグローバル。
もちろんCGもグローバル化で、ハリウッドのVFX作品などは、多くの外国人が参加しています。
VFXスタジオもスタジオによっては30%以上がもはや海外の人で成り立っているところもあります。
さて今日はそんな海外就労を目指す人たちにとって、海外VFX業界で仕事を掴む7つの心得をお伝えしたいと思います。
心得1. 自分の目標(職種)をしっかりと定め、常にその勉強を怠らない。
これは、そのままやんけ?!と言われればそうなのですが、実は非常に大切な事です。
海外はCG/VFX業界は非常に分業化かされており、ひとえにCGと言っても、その仕事内容は人によって物凄く違ってきます。
CG内で形を作る、モデリングをするモデラーや、竜巻や洪水をつくるFXアーティスト、
プログラミングなどを管理するTDと呼ばれる職種など、職種は様々 どのような職種があるかは、こちらを参考に。
自分のやりたい事を早めに定めておき、その勉強だけをする事が非常に大切になってきます。
全体的に勉強するのもよい事ですが、しっかり目標を決めてやる事が大切です。
心得2. 目指す国のビザ最新情報をしっかりと調べておく。
こちらは、海外就労するなら避けても通れない道。外国人が海外で働くにはビザが必ず必要になってきます。
ビザの状況は国によっても非常に様々、そしてビザの改定などは非常に良くあるので、
最新情報をチェックしておく事が大切です。
心得3. 海外就労の先行者たちを参考にする。
海外就労をしている方は、みなさんいろいろなケースがあります。仕事の見つけ方や経歴も人それぞれ。
自分がどのような道を行けばよいのか、自分の経歴に似た人を参考にしましょう!
心得4. 英語のスキルを業界で働けるレベルに。
こちらもビザ同様非常に鉄則的内容。これが出来ないと海外で働けないと言っても過言ではありません。
しかし完璧である必要はありません、最低限のコミニケーションと受け答えとCGの事が分かっていれば、大丈夫です
が日本人は非常にここが苦手になるので、ある程度の勉強は必須!
心得5. 常に業界の最先端をチェック。
これは海外業界ならではかもしれませんが、海外のスタジオなどは、常に新しいソフトウェアなどを導入する傾向があります。
ソフト以外にもショット管理ツールなど様々。どこまで最先端についていけるかと言うのも、プラスになります。
心得6. デモリールの鉄則:長すぎず、クオリティ高く。
海外のVFXアーティストのデモリールを見ると大体サンプルが分かるのですが、クオリティが非常に高いのが目に付きます。
これにはデモリールの作り方と言うのが存在します。どの職種なのか何をやってきたかなど、見せ方が色々あるのですが、
基本的には長くなく、クオリティが高くが基本ルールです。目指す職種の既にあるあるデモリールなど参考にしましょう。
心得7. コネクションを大切に、自分を大きく見せよう。
これもまた海外で話される内容のひとつ。コネクションがどこまであるかは人次第だが、
業界の先輩や友人などから仕事を紹介してもらえる事もあるのでコネクションも大切。
特に一度業界に入れば同僚とは仲良くしておきましょう。
また自分を大きく見せる事も大切です。海外の人は普通の平社員であるのに、自分はスーパーバイザーだ!と言う人もいるほど。
これはやり過ぎですが、日本の謙遜の文化は、そこまでなかなか通用しにくい所があります。ある程度自分を大きく見せる事も大切になります。
さて、7つの心得を集めてみましたが、皆さんどうでしたでしょうか?
実はそこまで難しくないんですよね。もちろん英語などすぐに出来ないこともありますが、目標を持ってしっかりとすれば、大丈夫な事ばかりなのです。
またまた、近々お会いしまよう!それでは、また次回!