みなさんこんにちは。
今、世界では映画「アメリカン スナイパー」が物凄く流行っていますね。
アメリカでもスターウォーズを超えるくらいの成績を上げていて、好評なので観に行きましたが
噂に違わず非常に良い映画でした。ラストの20分は現実を忘れるくらい良かったです。
ちなみにVFXはほとんどが MPCで、バンクーバーのスタジオImageEngineも参加したみたいです。
さて今日は世界の超有名VFXスタジオ(CGスタジオ)をまとめて見たいと思います。
王道のスタジオをまずは集めてみました。
まずは、スターウォーズを作ったILM(Industrial Light & Magic)から!
- 1 ILM(Industrial Light & Magic)
- 2 Sony Picture Imageworks(ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス)
- 3 Weta Digital(WETAデジタル)
- 4 Digital Domain(デジタル・ドメイン)
- 5 Pixar(ピクサー)
- 6 Dreamworks Animation(ドリームワークス・アニメーション)
- 7 MPC Moving Picture Company(ムービング・ピクチャー・カンパニー)
- 8 PrimeFocusWorld(プライムフォーカス)
- 9 Method Studios(メソッド・スタジオ)
- 10 Zoic Studios(ゾイック・スタジオ)
- 11 Framestore(フレーム・ストア)
- 12 Blizzard Entertainment(ブリザード・エンターテインメント)
- 13 Scanline VFX(スキャンラインVFX)
- 14 Image Engine(イメージエンジン)
- 15 Double Negative(ダブル・ネガティブ)
- 16 Rhythm & Hues(リズム&ヒューズ・スタジオ)
ILM(Industrial Light & Magic)
誰もが知る有名スタジオ。インダストリアル・ライト&マジック。通称ILM。
スターウォーズ制作のためにジョージ・ルーカスが設立したVFXスタジオ。
インディージョーンズ、ジュラシックパーク、トランスフォーマーなども全てココ
今はジュラシックワールドやスターウォーズ7などを製作中。
Sony Picture Imageworks(ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス)
ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントのグループ会社でVFXの専属の部門であるが
ソニーピクチャーズ以外のCG映画も絶賛作っている。 設立は1992年で本社はアメリカだったが、現在はバンクーバーに移動中。
参加作品は「ハリーポッター」や「マトリックス」など。
Weta Digital(WETAデジタル)
ニュージーランドを本社とした超巨大VFXスタジオ。
そのクオリティはまさにILMと競うところ、世界一のクオリティを誇っています。
有名な作品は「アバター」や「猿の惑星」など
ちなみに私の学生時代のCGの恩師は、WETAデジタルのテクニカルスーパーバイザーでした。
スタジオか変わるたびに、たまに連絡していますが、なかなかいつも手厳しい先生。
Digital Domain(デジタル・ドメイン)
現在はDigital Domain 3.0。通称DD。ディーディーと呼ばれています。
1993年にあのジェームズキャメロンが設立。
参加作品は「タイタニック」「X-Men」など、ちなみに「Tron Legacy トロンレガシー」の製作は有名
ロゴは2.0のほうがみんな好きっていうよね。
Pixar(ピクサー)
こちらは有名。ピクサー。スティーブジョブズが設立したことも有名なストーリーのひとつ。
製作作品は「トイ・ストーリー」「モンスターズ・ユニバーシティ」などなど
カナダのバンクーバーにもスタジオを構えたが、氷河期にあえなく撤退。。。
Dreamworks Animation(ドリームワークス・アニメーション)
こちらも世に知られたアニメーションスタジオ。月に座って釣りをしている子供のロゴは有名。
「ヒックとドラゴン」や「カンフーパンダ」など
最近は数百人のレイオフ(リストラ)が業界を騒がせました。
MPC Moving Picture Company(ムービング・ピクチャー・カンパニー)
通称MPCとシンプルな名前でおなじみ。イギリスロンドンに本社を構え、カナダのバンクーバーとモントリオールに支社を構える。
「007」シリーズの製作や「ワイルドスピード」など。
「ワールド・ウォーZ」のゾンビ大群の走るVFXは凄かったですよね。
PrimeFocusWorld(プライムフォーカス)
インド資本の大手VFXスタジオで、インド、ロンドン、ロサンゼルス、バンクーバーにスタジオを構える。
「ゼロ・グラビティ」こちらも「スターウォーズ」など、何でも作っています。
去年はイギリスの老舗スタジオ、DoubleNegative(ダブルネガティブ)を買収したのがニュースになりました。
どこまで会社が大きくなるのか。。。という印象があります。
Method Studios(メソッド・スタジオ)
こちらはアメリカの中堅有名スタジオ。ロスサンジェルス本社を構えて、アメリカのいたる所とバンクーバーにも支社があります。
TVドラマなども手掛けていますが、「メン・イン・ブラック3」や「ウルフマン」などの大作も手掛けています。
中堅ながら、非常に上手くやっているスタジオ。見た目は大手スタジオ。
Zoic Studios(ゾイック・スタジオ)
こちらもアメリカ本社のVFXスタジオ、中堅どころというか大手規模の有名スタジオ。
「スパイダーマン」などのフューチャーフィルムはもちろん、アメリカの大作ドラマを主に製作しています。
MethodスタジオやDoubleNegativeなどと同じくして、人材も凄く最強のVFXスタジオです。
Framestore(フレーム・ストア)
こちらはイギリス本社のVFXスタジオで、ロスアンゼルスやモントリオールにスタジオを支社を構えています。
大手であり中堅のスタジオで、「アバター」や「GIジョー」などの映画にも携わったりしているところです。
Blizzard Entertainment(ブリザード・エンターテインメント)
こちらはゲームマニアは必見のスタジオ。その名もブリザード。アメリカのカリフォルニアに本社があります。
「ウォークラフト」シリーズや「ディアブロ」は有名。
ちなみに2011年の東日本大震災の時は1億4699万円ほどを寄付してるやさしい会社。
ちなみに給料が良いスタジオとしても有名。
Scanline VFX(スキャンラインVFX)
ドイツ本社のVFXスタジオ。アメリカやカナダに支社を置くスタジオ。
こちらはなんと言ってもエフェクトのスタジオというくらいにエフェクトは凄いので有名。
「2012」の水のエフェクトなどは有名。
Image Engine(イメージエンジン)
カナダのバンクーバーを本社としているVFXスタジオ。一番有名なのはもちろん「第9地区」
ニールプロムガンプ氏のVFXはほとんどここで製作されている。
最近では「チャッピー」のVFXを担当した。数年前から少しづつ規模を拡大している。
Double Negative(ダブル・ネガティブ)
ロンドンの本社のスタジオで、シンガポールなどに支社を構えている。
「ダビンチコード」や「紀元前一万年前」などの映画のVFXを主にせいさくしている。
最近はPrimeFrcusに買収されましたが。ブランドはこれからも保っていく模様。
バンクーバーのスタジオオープンや買収については過去記事をご覧下さい。
Rhythm & Hues(リズム&ヒューズ・スタジオ)
世界で一番安定していると言われていたVFXスタジオ。ここの倒産劇はVFX、CG業界において、物凄いニュースになりました。
今は会社が動いているのかも不明な状態。「ライフ・オブ・パイ」のVFXは最高でしたが、この業界の難しさを感じます。
ちなみに倒産劇については過去記事をご覧下さい。
さてさて、実は全ての大手スタジオは調べたり思い出すと予想以上に多かったので
鉄板の会社オンリーにしましたが、またスタジオリストは書いていきたいと思います。
中堅スタジオなども含めると膨大な数になりますが><
では、また次回!!