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新巨大スタジオを建設中!ソニー・ピクチャーズ・イメージワークスが本社をバンクーバーに移転!

みなさん、こんにちは。今日はバンクーバーの映画業界にとっておきのニュースをご紹介します。

なんと来年の夏ごろに北米大手の映画会社ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス(Sony Pictures Imageworks)

カリフォルニアの本社をバンクーバーに移転するとの発表をしました!!

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Photo by Stephen Rees

これが現在バンクーバーのロブソンストリートとグランビルストリートに現在建設中の新スタジオのビルです。

昔はSears(シアーズ)という百貨店だったのですが、今や北米有数の大型チェーンデパートのノードストロームへと改造されています。

この中の一角に新スタジオが完成します。なんと広さは大き過ぎるくらいの、74000平方フィートだそうです?!

ソニーイメージワークスは、トムクルーズ主演のSF映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル(洋題:Edge of Tomorrow)」や

アメイジング・スパイダーマン2」のビジュアル・エフェクトの一部など大作映画を続々と手掛けている、大手CGスタジオです。

同社はパシフィックセンターの74000平方フィートもの広さのスタジオに移転するそうで

バンクーバーのVFXスタジオとしては都市最大規模の床面積だそうです。

 

ILMもすでに新スタジオをオープンさせましたね。詳しくは
インダストリアル·ライト&マジック!(ILM)がバンクーバーに巨大スタジオをオープン! 」 をご参照ください。

 

実はこのニュースが発表されたのは5月の末頃でしたが、VFX業界には私も含め、もっと前から噂が流れていました。

ますます過激になるバンクーバーの映画産業。

もはやハリウッドになる日も近いのでは?と思ってしまいます。

新スタジオが出来ると言うことは、現地での雇用も大きく増えると予想されます。

これは映画業界を目指す人にとっては嬉しいニュースでもあります。

 

ソニー・ピクチャーズ・デジタル・プロダクション副社長ランディ・レイクの発表では

「バンクーバーは、VFX(ビジュアル・エフェクト)とアニメーション製作において、世界クラスの中心に発展してきている。バンクーバーの安定した景況の下で、

アーティスト達は魅力的なライフスタイルを手に入れることが出来る。我々の本部の規模をバンクーバーで拡大することにより、

より高品質、高価値ビジュアル・エフェクトをクライアントに提供することが可能となるだろう。」

と話しています。

 

北米インターナショナル・トレード雑誌のビジュアル・エフェクトを担当するのデイビット・コーエンも以下のように述べていました。

「ソニーの移転によってバンクーバーは世界最大のビジュアルエフェクトの中心地になるだろう」ソニーイメージワークス本社の移転の理由には、やはり、BCでの税制優遇制度なども大きく関わってきているようです。

近年ロスアンゼルスからバンクーバーに映画スタジオが続々と移ってきているのも、これが大きな理由です。

詳しい内容は「バンクーバーでの映画産業について」を参照してください。

 

いやいや、しかしこれからどうなるのか、バンクーバー。

ますます目が離せなくなってきました。今回はお馴染みの映画ニュースでした!

では、また次回!