バンクーバーでの映画産業について
もはやすっかり留学としは有名になったバンクーバーですが、
映画の都としても、すっかり有名になりました。3年ほど前にシーグラフが開催された時は、もはやハリウッドを越える勢い。
近年もその影響は衰えず、ハリウッドの大手スタジオのデジタルドメイン、インダストリアルライトマジック(通称ILM)、
映画業界では倒産ニュースで有名になった、リズム&ヒューズ(Rhythm and Hues)、Moving Picture Company(MPC)、Sony Imageworksなどその数は様々。
もはや映画のほとんどの製作はバンクーバーで行われているといっても過言ではない。
デジタルドメイン(Digital Domain)などは、CGのほとんどの製作をバンクーバーでしていたりしている。
もちろん大手だけなはく、中小規模のイメージエンジン(Imagi Engine)やゾイック(Zoic)スタジオなどの規模の会社も多く存在している。
ポストプロダクションの嵐といっても良いだろう。
ポストプロダクションとは放送やパッケージメディアなどの映像作品、映画の製作における撮影後の作業の総称。
有名なのは映画だけではなく、ゲーム産業も同じくバンクーバーでは有名。
カプコン(Capcom)やエレクトロニック・アーツ(EA)などのスタジオも存在する
とくにEAのスタジオは有名で、ゲームスタジオとは思えないほどの規模。
一度訪問したことがあるが、競技場かと思うほどのグラウンドやスポーツジム、挙句の果てにはヘアサロンまである始末(笑
もはや至れり尽くせりのスタジオである。
もちろんその影響で、映画やゲームを教えている学校も多く。
主に一番多いのはやはり、ポストプロダクション系。CG(コンピューターグラフィック)のクラスや学科が1番多いが、
サウンド系や、編集、脚本のクラスも各専門学校や大学など非常に充実している。
リアルにカメラを回して撮る、フィルミングのコースなども、もちろんの事存在している。
最も名の知れているのが、バンクーバーフィルムスクール。通称VFS
北米でも名の知れた映画学校としも有名な学校で数々のアーティストを輩出している。
そのほかにも北米にいくつも存在するメディア系専門学校Art Institute(Ai)や
意外と優れた超有名校Vancouver Institute of Media Arts (VanArts)などもある。
私もVanArts卒業生なのだが、生徒共に教師陣と非常にレベルが高かった。
私は卒業後、中小企業のVFX会社に就職したのだが、デジタルドメインに就職した友人なども居た。
ちなみに私は現在、TVドラマの制作に携わっていて、なかなか超多忙な毎日です。。。
調べたところ現在製作中のドラマは日本での知名度もけっこう存在しているみたい。
自分が卒業したからと言う訳ではないが、VanArtsはお勧めの学校のひとつである。
さてさて、今回は大まかに説明しましたが、次回はもっともっと、就職情報や現地のCGアーティストの生情報仕事のスタイルや学校生活など、
さまざまな情報をお伝えしたいと思います。
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