皆さん、こんにちは‼
最近鍋料理が簡単でほぼ毎日同じ料理をしているShotaroです。
VanArts日記Vol2ではTerm1の課題や感想、作業環境などについて紹介できればと思います。
Term1での課題や感じたこと
課題は入学前から「結構時間に追われて大変」と聞いていましたが、実際に受けてみると入学前の知識量の差が物を言うなと感じました。
Mayaの基本操作等を学ぶ授業では、4つの課題をこなしましたが、一番最初の課題でもある「チェスセット」が一つの大きな壁になると思います。
まだ慣れないMayaをいきなり使用し、ハイポリゴンでモデルを制作していくのはローポリから始める日本の学校とは大きな違いで、英語を使用して授業に慣れていく必要があり、3DCG以外のことも考えながら進めていくのでMayaの操作感か英語の能力どちらかをある程度獲得しないとついていくのは辛いかなと思いました。
一応Mayaの使い方も授業内で教えてくれますが、入学時にポートフォリオを作成する必要があり、ここで3DCGソフトに何かしら触れていると思うので、ある程度知識がある前提で始まるので予習はとっても大切です!!
最終的にMaya以外にもSubstancePainterなども制作過程で習うので、知識は多ければ多いほど授業は楽しく進められると思います。
VFXの仕組みなどを学ぶ授業では、Mayaを使用しつつ、Nukeなどで3DTrackingをした素材にアニーメーションさせたロボットを合成したり、Photoshopの授業では、色の編集の課題などが出ますが、2つ目の大きな壁はNukeの課題だと思います。
NukeはVFXを制作するうえで重要なソフトになりますが、ほとんどの人が初めて触るであろう“ノード”を使用しますので、まるで迷路を解いているかのような感じになりました。
ただし、理解していくと「このノードはこの役割があるからこうだ!!」みたいに謎解き要素を感じられたので、慣れてからは楽しく課題を進めていくことができました。
Nukeの授業は、Mayaの授業に比べて丁寧に教えてくれたので初めてのソフトですが皆すんなりと習得することができ、操作感やノードなど理解を深めていけば課題も比較的楽に進められたかなと感じています。
VanArtsならではの特徴なのかもしれませんが、様々なソフトをTerm1から習っていくので、日本でCGの専門学校で学んだ知識貯金もすぐに底をつき、新しい知識を得つつ課題を進めていくのは中々大変でしたが、クラスメイトのモチベーションが常に高いので、自分も自然と頑張ろう‼という気持ちを忘れることなく乗り越えられたのは少人数制クラスの恩恵だと思います。
教室の作業環境
やはり作業環境は気になる方も多いと思いますので紹介していきます‼
上の写真は私のデスクです!
入学してからは生徒1人1人に専用のPCが与えられますので卒業までそのパソコンを使っていきます。ちなみに座席ですが初日のオリエンテーションの後なんとなく座った席が自分の席になりましたw
モニターは2枚ありますので作業スペースには困らないと思います。ただ横の間隔が狭くモニターが隣の人と被っていたので一枚は縦にして使用しています‼
マウスやキーボードですが自分のお気に入りがあれば持ち込んで使用することもできます。
またモニタータイプのペンタブレットなども接続して使うことができるので突き詰めれば家の作業環境と同じにすることは出来ると思います。
ちなみにマウスですが使いまわされているのもあってか滑りがとっても悪い個体もあるので不快に感じる人はマウス持ち込みをお勧めします。
PCのスペックは
- CPU I7-8700
- GPU GTX1080
- メモリー 32GB
- ストレージ SSD500GB
ですので基本「もっさりしてるなぁ」とか「重いなぁ」などを感じることはないと思います。
ストレージは自分の作品データなどを保存できますが、やはり外付けSSDなどを購入し逐次バックアップを取れるといいかなと思います。
また、PCが苦手な人でもIT担当の先生が学校にいて、すぐに質問できますので、PCのことに関しては心配しなくても大丈夫だと思います。
使用できるソフトは基本VFX制作で使用しているソフトはほぼ全て使用できます。また、家からでもVPNを使用することで自分のPCからもインストールしたソフトにアクセスできるので自宅でも作業することが可能です‼
デスクでは飲食OKなのでマグカップを持参してコーヒーを飲んだりスナック菓子を食べながらなんてことも出来ちゃいます!!
いかがだったでしょうか⁉
これでTerm1は終了となりますので、次回からはTerm2のスケジュールやクラスメイト紹介などできればと思います‼