皆さん、こんにちは!本日はCG関連の時事ネタをお届けします。
タイトルにもあるようにアバターやロードオブザリングで有名なニュージーランドのVFX/CGスタジオ「WetaFX」がバンクーバーに支社を設立したことを簡単ですがレポートさせて頂きます!
世界中からVFXスタジオの支社設立が盛んなバンクーバーですが、昨年のDisneyスタジオのオープンに続いての支社設立で大きなニュースになります。
WetaFXと言えば、昨年2021年の11月にゲームエンジンなどを代表とするテクノロジー企業「Unity」に16億2500万ドルで買収されたことが大きく上げられるかと思います。今回の支社設立もこれによるさらなるグローバル展開の始まりのように思います。
もともとは映画監督ピータージャクソンによってニュージーランドに設立されたスタジオでしたが、アバターのCGや世界的なVFXの制作を続けてきました。Zbrushを開発したことなどでも有名ですね。
ニュージーランド以外では、最初の海外支社はロサンゼルスのエグゼクティブオフィスのみでした。
支社は最初は75名のVFXアーティストの規模からのスタートとなる予定で、現地バンクーバーでの採用がすでに始まっており、ロサンゼルスや本社のサポート業務がメインとなる予定です。
バンクーバーでのプロジェクトに関しては、今年の12月公開予定の新アバターやテレビ番組、映画などがメインのプロジェクトとなる予定で、WetaFXは現在12もの未発表のプロジェクトが進行しています。
最近では「ドクターストレンジ インザマルチバースオブマッドネス」などを作っており、規模が大きく、クオリティの高い作品を作っています。
VFX産業が豊富なバンクーバーに支社を設立することで、アーティストの十分な確保などを目指していることが伺え、とりあえずのアーティストは75名ですが、今後さらなる規模拡大をするのか、まだまだこれからも目が離せない状況になっております。
今後は、不定期ですが、このようなCG業界の時事ネタもたまに混ぜてお届けしていきますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
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それでは、また次回お会いましょう!