皆さん、こんにちは!
本日は、ハリウッドVFX/CG業界での就職を目指すなら、誰もが気になる最新の就職情報(2021年9月時点)をお届けしたいと思います。早速本題へ行きましょう!
最新のCG業界就職情報(2021年9月時点の状況をベースに解説)
ハリウッドのCG業界の慢性的な人手不足や就職情報などは、定期的にお届けさせて頂いておりますが、今回も数年に1度ある就職チャンスのタイミングと言えるかと思います。
ただ、今回の要因としては、コロナの影響から来ているのが現状なので、渡航状況などハードルが少しはあるとは思います。しかし、人手不足などは、今すぐに必要ということだけでなく、今後に向けてさらに雇用が足りなくなる予想もあります。
アメリカでもコロナの影響が増すにつれて失業率も上昇し、会社も営業をストップして従業員を解雇することも多かったのですが、現在は経済が再度復活し、それに雇用が追い付いてない状況で、全米では人手不足が問題となっています。そのため、契約をしただけで10万プレゼントするところも出てきており、経済が急に再開したものの、肝心な雇用が追い付いてない状態になっています。
失業者もまだこの状況で仕事に戻ることに積極的になっていないような状態で、VFX/CG業界やIT業界だけでなく一般の仕事でも人手不足になっています。
こういった状況の中で、VFX業界でも、今年(2021年)の5月頃より会社が徐々に復活し始め、各スタジオともアーティストを探し始めた傾向がありますが、なかなか思うように人が集まっていない状態となっています。
ただ実際は、映画会社も一気にスタートは切れない状況であり、映画の撮影自体や映画館の復活などと連動する必要があるので、今年はまだ動き始めと言えるでしょう。
来年(2022年)の状況次第では、一気に元に戻る可能性があり、2016年にもあったような就職バブルの状況が起きるかもしれません。そして、過去の状況などから予想すると、来年(2022年)の8月頃から一気に人手不足となり就職の大チャンスが訪れる可能性がかなり高いのではないかと予想しています。
また、人手不足もすぐには収束しないので、留学を現在している人や留学を考えている学生などにとっては良いニュースになると思います。
もし、こちらの記事をご覧になっている方で、VFX/CG留学や海外就職を検討している場合は、Teamoveにお問い合わせいただければ、海外CG業界経験者が皆様の留学・就職のプランをお手伝いさせていただきます。
サービス内容としては、個々の状況やレベルに合わせたCG留学・就職のプラン作成、業界のコネクション紹介、デモリールやResume(履歴書)添削サービスなどをご用意していますので、気になる内容がありましたら、お気軽のご相談ください。
不足しているCGの職種ランキング(2021年9月時点)
最後に、現地の最新情報やTeamoveの独自調べにより、2021年9月時点で不足しているCGの職種ランキングを作ってみました。現時点で、様々な職種が足りていない状況であり、こちらのランキングは参考情報としてご覧ください。
【不足しているCG職種ランキングの発表!】
1位 エフェクトアーティスト
2位 モデラー、テクスチャアーティスト
3位 アニメーター、ライティングアーティスト、ルックデヴアーティスト
4位 コンポジター、テクニカル・リガー・パイプラインTDなど
やはり1位は圧倒的なエフェクトアーティスト!ここに関してはここ数年ずっと足りてない状況であるかと思います。
意外なのが、普段であれば就職が難しいモデラー・テクスチャーアーティストも募集が目立っている状況となっています。
その他も全職種が足りていない状況なので、今後の動向もさらに注目していくと良いかと思います。
ここまで、現地の最新の就職状況をお届けしました!これから海外CG留学や就職を検討していらっしゃる方の参考にしていただければ幸いです。
今後も不定期ですが、このような現地の最新情報をTwitterやブログを通じて発信していきたいと思いますので、最新情報を見逃したくない方は、ぜひTwitterのフォローもよろしくお願いいたします♪