【日本とはココが違う!】ハリウッドCGスタジオの7つの仕事スタイルをご紹介します

皆様、こんにちは!

本日はCG業界に限った話ではありませんが、日本と海外のIT企業の違いでもある、ハリウッドのCGスタジオと日本のスタジオの仕事スタイルの違いを7つにまとめて紹介していきたいと思います。

「将来は海外VFX/CGスタジオで働きたい!」と考えているあなたの参考にしていただければ嬉しい限りです。それでは、早速見ていきましょう!

スタイルその1】労働時間

これは割と有名な話でしょうか。

日本のIT系の業界や特にCG業界は残業が目立ち、最近では減ってきてはいるようですが、朝まで作業なんてほんの昔まで良くありましたよね。

もちろん海外では残業は忙しいときしかなく、通常時は5時か6時の定時帰宅が当たり前になっています。(ただ、たまに忙しいスタジオもあるので一概には言えないところもありますが)

遅れて来るのに、定時には消えている。Take it easy.

【スタイルその2】雇用契約

雇用契約の形も日本とはかなり違います。

こちらではそもそもがプロジェクトベースと呼ばれるものが一般的で、アーティストは会社から一定期間のコントラクトをもらって、その期間の間、仕事をしています。映画のプロジェクト単位での契約なので映画の制作が終わると、そのまま別のプロジェクトへの再契約を結んで延長していくか、そのままチームが解散することも多いです。

契約期間は長くても1年や短い時は1~2ヶ月というものもあるので、仕事を繋ぎ続ける努力が常に必要とされてしまいます。ここに関しては日本に比べるとかなり不安定だと言えます。

人材の流動は多いから、とにかく沢山の人とは知り合える

【スタイルその3】休憩

これは海外はかなりフランクになっています。会社に寄りますが、基本的にいつ休憩に行ってもその人の自由になっています。

15分のコーヒーブレイクなどは当たり前なので、同僚などに確認したい用事があっても戻るまで待つ必要があるなど微妙なデメリットも存在します。

海外はとにかくコーヒーが大好き、コーヒーブレイクはもはや仕事とみなされる

【スタイルその4】オフィス環境

北米ではコーヒーマシンがない会社は基本的に存在しないと言っても良いでしょう。

その他、ビリヤード台や卓球台など遊び心があるものを置くことが多いですが、実際に遊ぶ人は少ないので、ほぼオブジェと化しています(笑)

CGスタジオなどは最新のビルやオフィスというよりも、レンガ調で木が入っている古い建物を好む傾向があります。ある意味クラシックでオシャレですが、純粋な清潔感やキレイさは全体的に見ても圧倒的に日本が良いと言えます。

モニターの色の関係からCGスタジオは基本的にかなり暗い

【スタイルその5】仕事後の飲み会

嬉しい人には嬉しくて、行きたくない人は行きたくない、それが飲み会なのかと思いますが、良くも悪くも海外では仕事後に同僚と飲みに行くなど、行事的な事は一切存在せず、定時が来れば一直線に家に帰ります。

家族優先な環境になっています。代わりにBeerFridayビールフライデーというものが存在して、金曜日は仕事が終わる1時間前くらいにビールが配られることがあります。

たまにPartyしよう、でも5時を超えたらサヨナラさ

【スタイルその6】病欠?仕事を休む

仕事や学校を休むことも海外ではかなりフランクな状況で、そもそも病気じゃなくても、遊びに行くのに休むという事もかなり存在します。

日本よりも比較的休みやすい環境ですが、人がいない分、忙しくなったり、デメリットも存在します。

仕事に行きたくない?なぜかって?なんかだるい。よし休もう。問題ない。

【スタイルその7】人付き合い

ここは完全にきっぱりと分かれていて、仕事は仕事、プライベートはプライベート、とキッチリ分かれています

飲み会の話にも繋がってきますが、コミュニケーション自体は良く取るが、仕事は仕事ときっぱりと割り切っている事が海外では多く、休みの日は仕事に関しては一切シャットダウン、日曜日は家族が全て、仕事よりも常に家族を優先させる考えが一般的になっています。

海外では人とは仲良くしなくて良いが、他人にはナイスにしろ。と教えられる。

以上が日本と海外の7つの仕事スタイルの違いになります。

いかがでしょうか?

日本が良い所も海外が良い所も、どっちつかずな所もあるかと思いますが、なんとなく雰囲気は伝わったでしょうか?

「将来海外で働きたい!海外で活躍したい!」と思っている皆さんのために、今後も海外の仕事環境の話題も交えて、ブログを更新していきたいと思います。

それでは、また次回お会いしましょう!