
みなさん、こんにちは!
今年も8月も終わりの時期にさしかかってきました。時間が経つのが早く、前回の記事よりもかなりの時間が経ってしまいました。
さて、そんな本日は王道なお話ですが、一番初めのとっかかりのお話をしたいと思います。
ハリウッド作品にどうやってかかわるのか、まず何をすれば良いのか、経験が無い人から、経験ある人まで、道筋を3つに分けてご紹介します!
経験がない人は具体的に何をすれば良いのか?CGの業務経験がある人は、どうやってやって就職している人が多いのかなどご紹介していきたいと思います!
1つ目は、「海外の専門学校で勉強する」という方法
2つ目が、「日本で経験を積んで海外にチャレンジ」する方法
3つ目が、「日本で経験を積んで、さらに海外の学校で勉強」する方法
大まかに分けるとこの3つがほとんどで、海外で就労されている方が、だいたい上記3つに当てはまります。
日本で経験を積んで、さらにプラスアルファで海外で勉強する3つ目の方法も人によってはとても効果のある選択肢になってきます。
それでは、1つ目の「海外の専門学校で勉強する」という方法を詳しくご紹介してみます。
こちらは主に、CG/VFX経験の無い人が海外にチャレンジする一番の王道といえると思います。
やはり海外で就職するためには、その現地の学校を卒業するのは、とても強みになります。
- 学校によっては、就労ビザが出る
- 現地でのコネクションが出来る
- 英語環境での授業なので、英語力がかなり鍛えられる
- 現地でのスキルを学ぶことが出来るので、最先端を学べる環境がある
この4つが大きなメリットになってきます。
CG/VFX経験が無く海外を目指す方法としては、やはり一番近いのがこの方法になってきます。
海外で就労するのはビザがかなりの要素になってきますので、学校によってビザが出るのは非常に強みになります。
またクラスメートや実際に業界で働いている先輩や教師とのコネクションも非常に重要になってきます。
現地VFX専門学校に行き、見事海外就職を果たした方のインタビューがありますので、こちらも是非参考にしてみてください。
バンクーバーVFX専門学校「Vanarts」を卒業され、現地VFXスタジオに見事就職された小川晃さん
また過去記事ですが、こちらにも少し書いてあります。
北米映画デビュー!VFX、CGアーティストが出来るまで。
次は2つめの「日本で経験を積んで海外にチャレンジ」する方法というのを見ていきましょう。
こちらは、1つ目とは逆に。日本で既にCG/VFX経験があり、実際に日本で働いてる方に当てはまる方法です。
実際に日本で働いてる方で、プラスアルファで学校に行かない方は、ここに当てはまります。
大まかに方法としては
- 日本で就職をしながら海外の企業に応募するパターン
- 海外に実際に滞在をして現地で就職活動をするパターン
この2つの方法が上げられると思います。
こちらの場合はポイントは英語力と経験の年数、またデモリールの強みが非常に要求されます。
日本で就職をしながら海外に応募するパターンとしての注意点は、海外からスタジオが直接に人を採用するパターンでは、カテゴリーは大体がシニアーアーティストが多くなってきます。
これは現地での採用が見つからない場合などは、海外から人を採用する流れになるからです。
そのためにハードルが非常に高くなることが上げられます。
またメリットとしては、日本に就職をしながら、就職活動が出来るので、時間と余裕、また経済的な面で余裕がある所になります。
日本での職歴をカットし海外に実際に現地で就職するパターンとしては、一度海外に出る必要があるので、実際の移動が必要になりますが、上記のパターンと比べると、就職の成功率は大幅に上がってきます。
現地の就職活動なので、様々なポジションでの可能性が見えてくるので、上記に比べると成功率は高くなってきます。
しかし、就職のタイミング、実力の判断など、事前情報などを掴んで無く、まったくもって採用時期が無い時期などに来てしまうと、どれだけ現地で応募しても結果が出ないことなどにもなってしまいます。
こちらの記事にも少し情報が書いてありますので、こちらも是非参考に!
メディア業界!海外転職への道!北米への道はこうだ!
そして3つ目の方法、「日本で経験を積んで、さらに海外の学校で勉強」こちらは、1番と2番の複合体ですが、日本で経験がある方が、さらに海外の学校にてスキルアップなどを目指す方法。
海外には海外でのワークフローがあり、デモリールの作り方や学び方、働き方などが、日本のものと比べるとかなり違ってくる事があるのですが日本での経験や、デモリールやポートフォリオが海外のそれとまったく違うという事もけっこう多いですよね。
その場合は日本で、大きなキャリアチェンジをするよりも、海外の学校で自分のスキルをもっと専門的に伸ばした方が効果があります。
既にCG/VFX技術がある方でこの方法を取られる方も意外と多く、ある意味で確実な方法となっています。
日本での技術にこちらので学校のビザや、コネクションの獲得なので、成功率はかなり上がってきます。
デメリットとしては、もう一度海外で勉強する必要があるので、時間とお金がかかってしまう所になります。
さてさて、以上が大まかなパターンでした。もちろんこれには当てはまらない稀な就職例なども存在しますが、この3つが大まかな方法です。
見ていると当たり前のように見えるかもしれませんが、ベースが大切という所で、今回ご紹介させて頂きました。
海外の道は色々な事がありますので、就職情報や学校紹介、就職サポートなど、お問い合わせフォームよりいつでもお問い合わせいただければ幸いです。